https://www.waseda.jp/culture/archives/news/2016/06/01/2299/
この発表と共に、その成果がgithubで公開されているので、手元のMacOSX El Capitanで動かしてみることにします。
環境がUbuntu14.0.4とありますが、無視してMacOSXでやっちゃいます。
(ほんとはラズパイでやりたかったのですが、ARMだとちょっと問題があってできてないです...)
なお、ライセンスがCreativeCommonsで非商用利用に限るようなので、そのつもりで。
このツールは、Torchをベースにluaで書かれています。
もしかして頑張ればFlashAirで動いたりして...
まずは準備として、libjpegとlibpngをソースから入れておきます。
当然、開発ツールは必須です。
$ tar zxvf jpegsrc.v8b.tar.gz
$ cd jpeg-8b/
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ make clean
$ cd ..
$ tar zxvf libpng-1.6.21.tar.gz
$ cd libpng-1.6.21
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ cd ..
次はTorchの導入です。動作に必要なluaも一緒に入ります。
インストールの間に、.bashrcにPATHを追加してくれるので、インストール終了後にsourceしてあげましょう。
$ git clone https://github.com/torch/distro.git ~/torch --recursive
$ cd ~/torch
$ bash install-deps
$ bash install.sh
$ source ~/.bashrc
MacOSXの場合は、.bash_profileに「~/torch/install/bin」へパスを通す設定を自分で追加してsourceしてください。
インストールが終わったら、「th」を実行するとTorchが動くはずです。
$ th
______ __ | Torch7
/_ __/__ ________/ / | Scientific computing for Lua.
/ / / _ \/ __/ __/ _ \ | Type ? for help
/_/ \___/_/ \__/_//_/ | https://github.com/torch
| http://torch.ch
th>
次は、luarocksを使って必要なモジュールの追加です。
$ luarocks install image
$ luarocks install nn
$ luarocks install nngraph
そして、色をつけるツールをインストール。
$ git clone https://github.com/satoshiiizuka/siggraph2016_colorization.git
$ cd siggraph2016_colorization
$ ./download_model.sh
適当な白黒画像で実践してみましょう。普通に変換できました。
$ th colorize.lua test.jpg test_color.jpg
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