2010年2月25日木曜日

Google App Engine (Python)

久しぶりなのでメモ。
今回はUbuntu 9.04にて。

まず、SDKをダウンロードします。真ん中辺りのzipファイルです。
http://code.google.com/intl/ja/appengine/downloads.html

解凍すると google_appengine というディレクトリができるので、
ここにパスを通します。

次に、AppEngineのサイトでアプリケーションを登録します。
下記からログインします。
https://appengine.google.com/

ログイン後、アプリケーションの名前を設定します。
#初めての場合は初回の設定が必要です。

次に、アプリケーションの開発です。
例えばtest9999というアプリケーションを作るには、まず開発用ディレクトリを作ります。

$ mkdir test9999
$ cd test9999

次に、app.yaml という設定ファイルを作成します。
中にアプリケーションに関する記述をします。

$ vi app.yaml

(ファイルの中身)
application: test9999
version: 1
runtime: python
api_version: 1

handlers:
- url: /.*
script: test9999.py
(ここまで)

サンプルプログラムを書いてみます。
$ vi test9999.py

print 'Content-Type: text/plain'
print ""
print "TEST"

書き終わったら、まず開発しているサーバーで確認してみます。
「http://開発サーバー:8080/」にアクセスして表示されればOK。

$ dev_appserver.py ../test9999 --address=開発サーバーのIPアドレス

動作が確認出来たら、AppEngineにアップロードしましょう。
途中、登録したEメールとパスワードを入力します。

$ appcfg.py update ../test9999

アップロードしたら、下記のURLにアクセスするとアプリケーションが確認出来ます。
http://test9999.appspot.com/

GAE/Jの方が何となく盛り上がってる感じがしますが、Pythonでもいろいろできますので、
挑戦していきたいなと思う次第です。

2010年2月24日水曜日

チームを率いること、マネージメントすること

マネージャー歴長いから、ちょっとだけ考えてみよう。

・大事なことは何か?
目標を達成すること、これです。
そのために、人は集まると。

・人が集まるから
信頼しあうことが必要です。
その人にとって大事な何かが隠れていると思うと、人は信頼関係を気づくのが難しいはず。
例えば、世の中の裏を暴いて欲しいかどうかはともかく、
自分の給与を決めているプロセスが不明確であることは気になりますよね?

・何を決めるか?
やり方じゃなくてゴールを決める。
良くある問題は、やり方を決めようとすること。
全てのことにはまだまだ改善の余地はあると思うので、もっと大きな視点で見た場合に
やり方から決めるとそれが足かせになる。

・でもスキルが低い場合は教えるの面倒じゃん?
いや、教育するんです。
まずは、「何故こうなるのか?」と質問できるまでの教育が必要です。
要するに、知らないと疑問にも思わない訳です。
このレベルの違いに気がつかない人は多いのではないでしょうか?
ここをクリアすると、プロ初級ぐらいにはなってる筈です。

・どんどん任せる
ある程度まできたら任せます。
そのとき、「失敗しても俺がなんとかする」と言えるかどうかが鍵です。
そう言えれば、あなたもリーダーの素質ありです。
逃げる人は信頼できないでしょ?

もうちょっと膨らませて行けそうな気がしますな…

2010年2月22日月曜日

MacOSXで一時的にバージョンを書き換える

Arturia Analog Factory を Snow Leopard で動作させようと思ったが、インストーラーがバージョンチェックでコケてるので。

下記のファイルをテキストエディタで開く。
/System/Library/CoreServices/SystemVersion.plist

この中の「ProductUserVisibleVersion」と「ProductVersion」を一時的に 10.5.x に変更。

Analog Factory のインストールを完了したら、元に戻しておく。

2010年2月20日土曜日

Android 2.1 をMURASAMEで

Eclair動きました。
下記のようにビルドしました。

# make TARGET_PRODUCT=eeepc TARGET_KERNEL_CONFIG=android-x86_my_defconfig PLATFORM_VERSION=2.1 PLATFORM_VERSION_CODENAME=REL iso_img

有線LANでWEBの閲覧は無事できています。

カセットテープ

私の世代は音楽に関するメディアが激変した世代でもあります。
こんな感じでしょうか?

レコード→カセット→CD→MD→CD-R→MP3→iTunes

で、カセットテープです。
最近身の回りでは音の雰囲気から見直す人も多いです。

基本的なおさらいとして、カセットテープには4種類あります。

TYPE 1: ノーマル
TYPE2: ハイポジ(クロム)
TYPE3: フェリクロム
TYPE4: メタル

で、先日飲み会で話題になったのが、「メタル」です。
もっと言うと、SONYから発売されていた「METAL MASTER」です。
当時最も高価な、そしてずっしり重く(セラミック製のカセット!)、真っ白で高級感抜群の奴です。
私は、そいつをどうしても大切なアーティストのレコードを録音する際に使ってましたが。
#それは氷室京介の「Flowers For Algernon」ですけど

そこまでお金の出せない(当時中学生だから当然だけど)ときは、安い割に結構いいThat's(太陽誘電)のメタルテープを使っていました。
今だと3HEADのカセットデッキ使ってテープエコーマシン作ったら、さぞやアナログ感満載のプラグインとして使えるのではないでしょうか?


2010年2月19日金曜日

AndroidをMURASAMEで

仕事がてらAndroidをコンパイルする必要があったので、押し入れの奥底で眠っていたシャープのMURASAME(PC-MT1-P1)にインストールしてみた。

まず、x86系で動作するAndroid-x86プロジェクトのサイトより。

下記のURLを参考にAndroidのコンパイル環境を作ります。
なお、Ubuntu 9.10 では上手くコンパイル出来ないので、Ubuntu 9.4 を使いましょう。
http://source.android.com/download

次に、x86用のソースをダウンロードします。
http://www.android-x86.org/getsourcecode

これでコンパイルすれば、一応動作するイメージファイルは作れます。
USB、ISOイメージ共にインストーラーも含まれます。

しかし、このままではMURASAMEのオンボードLANが使えません。
そこで、下記のようにしてAndroidのkernelモジュールを組み込みます。
オンボードLANはRT8139ですので、それを有効にします。

$ cd android-x86.source
$ cd kernel
$ cp ../vendor/asus/eeepc/eeepc_defconfig .config
$ make menuconfig
(ここでRT8139モジュールを有効にして保存します)
$ mv .config arch/x86/configs/eeepc_defconfig
$ cd ..
$ make TARGET_PRODUCT=eeepc TARGET_KERNEL_CONFIG=eeepc_defconfig usb_img

他のモジュールの場合も、応用できます。

2010年2月17日水曜日

音響を追求するといいと思う

小学校のころの話ですが、当時ダブルラジカセというカセットテープがふたつ使える(ダビングできる)やつを買ってもらったんです。(既に世の中から消えつつありますが)

当時C-C-Bの大好きだった私は、彼らの12インチリミックスのバージョンを、エアチェックして録音したシングルバージョンからせっせと作り上げました。
ちょっとダビングしては止めて、またダビングしては止めて…、の繰り返しで一週間ぐらい。
当時のリミックスは、基本的には踊れるようにするためのロングバージョンが基本なんですが、C-C-Bのリミックスは(特にLuckyChanceをもう一度)踊るというよりも茶々を入れる感じだったので、より作りやすかったのです。

そんな調子でいろんな音をつないだり逆回転させたりぐちゃぐちゃにしたり、ほとんど楽器のように扱ってました。多分ウェーブテーブル方式のシンセの波形を、めちゃくちゃ人力で作ってたんでしょう。

もう私が大学で放送サークルに入る頃には、オープンリールのテープはありませんでしたが、昔作ったリミックスの手法は十分に応用していたと思います。

それから、複数の曲を爆音でミックスすると別の音が聞こえてくる、っていうのも良くやってました。
放送サークルの部室に一人こもって、窓ガラスがビビるぐらいの音量でやるのがポイントですw

10分ぐらい経つとふわっとメロディが浮かんでくる感覚が味わえます。
間違いなく今の創作スタイルに影響を与えていると思います。
ちなみにその時はミルクティを飲みながらです。ドラッグなどは必要ありませんwww

空気を音と音の隙間に注入することで、よりオーガニックなサウンドになることは間違いないと思いますし、そんな機器を回りに集めているのです。