2010年2月17日水曜日

音響を追求するといいと思う

小学校のころの話ですが、当時ダブルラジカセというカセットテープがふたつ使える(ダビングできる)やつを買ってもらったんです。(既に世の中から消えつつありますが)

当時C-C-Bの大好きだった私は、彼らの12インチリミックスのバージョンを、エアチェックして録音したシングルバージョンからせっせと作り上げました。
ちょっとダビングしては止めて、またダビングしては止めて…、の繰り返しで一週間ぐらい。
当時のリミックスは、基本的には踊れるようにするためのロングバージョンが基本なんですが、C-C-Bのリミックスは(特にLuckyChanceをもう一度)踊るというよりも茶々を入れる感じだったので、より作りやすかったのです。

そんな調子でいろんな音をつないだり逆回転させたりぐちゃぐちゃにしたり、ほとんど楽器のように扱ってました。多分ウェーブテーブル方式のシンセの波形を、めちゃくちゃ人力で作ってたんでしょう。

もう私が大学で放送サークルに入る頃には、オープンリールのテープはありませんでしたが、昔作ったリミックスの手法は十分に応用していたと思います。

それから、複数の曲を爆音でミックスすると別の音が聞こえてくる、っていうのも良くやってました。
放送サークルの部室に一人こもって、窓ガラスがビビるぐらいの音量でやるのがポイントですw

10分ぐらい経つとふわっとメロディが浮かんでくる感覚が味わえます。
間違いなく今の創作スタイルに影響を与えていると思います。
ちなみにその時はミルクティを飲みながらです。ドラッグなどは必要ありませんwww

空気を音と音の隙間に注入することで、よりオーガニックなサウンドになることは間違いないと思いますし、そんな機器を回りに集めているのです。

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