2006年12月26日火曜日

物事をバージョンで考えるためのキーワード2

昨日の第一回未来会議でのお話し合いでわかったこと。

参加者:kabayan、ruby、MIYOSHI、俺(敬称略)
※随時追加。いい加減な議事録w

・バージョンがパラダイムか?
どうも違うようだ。
事象が上級概念になった場合、それがパラダイムの変化ではないか?
バージョンはもっと適切な言葉があるはず。
#プチパラダイム?

・共時性
あるスペシャリストが違う表現で同じことを言う話。
脳を共有しているような感覚。

・インターネットの機能?構造?はまるで脳の働きじゃん
ネットワーク上のノードがシナプス。
これらが反応してネットワークを情報として駆け巡る。
反応は観測できても、その本質はデータからは掴めない?

・文明?文化?の興り
インターネット上では1998年ごろ文明が起こっているようだ。(詳細はまた調べる)
そのころのネットがバージョン1。
文明(安全なエリア) ←(繋がりが無い)→ 辺境(安全じゃないエリア、アングラ)
今はバージョン2。
複数の文明が興って、その間のバーバリアンとの接触が増えた。
追いはぎとか強盗みたいな。
バージョン3は信頼性。

2006年12月22日金曜日

物事をバージョンで考えるためのキーワード

あらゆる物事をパラダイムで考えると、それが4つのバージョンで分類できることに気がつきました。
それぞれのバージョンと、それに関するキーワードをメモ的に書き出します。

・バージョン1
集中、単一、始まり、プロトタイプ

・バージョン2
離散、複数、分散、プラットフォーム

・バージョン3
さらなる分散、信頼、カタログ化、部品化

・バージョン4
完成、終点、死、最後、同じ物事の次のレベルのバージョン1


(例)村
・バージョン1
家族

・バージョン2
親戚

・バージョン3
村(隣組)

・バージョン4
都市バージョン1


そして、今の時点でバージョン4に到達している物事はまだ存在しない(存在してはいけない?)と考えられます。

CSMTP(暗号化SMTP)の仕様

電子メールを送信するSMTPには、プライバシーを守るという観点からの対策が非常に手薄です。
ここで、公開鍵暗号を利用して盗聴を防ぎ、送信者を偽ることができないSMTPの仕組みを考えてみたいと思います。

まず、公開鍵暗号を用いた暗号化の問題である「公開鍵交換の方法」の役割を、SMTPサーバに持たせてみたいと思います。
少なくとも、下記の条件が必要となるでしょう。

・SMTPサーバのユーザでなければ公開鍵が登録できない
・登録されたユーザの公開鍵に対し、SMTPサーバが電子署名を行い自ホストのユーザであることを証明

鍵の交換は、SMTPセッションが確立されたときに行うべきです。
そこで送信者が送信に使用するSMTPサーバが、セッション中に受信者の公開鍵を相手のSMTPサーバへリクエストして取得します。
その鍵を用いて電子メールを暗号化して、盗聴を防ぐ仕組みとするわけです。

対応したクライアントも考えなくてはなりませんので、次回はその辺のお話を。