2007年2月9日金曜日

デスクトップの呪縛を解き放つ

みなさんはおそらくWindowsやMacOSXなどの、いわゆる「OS」を使ってパソコンを操作していると思います。
そしてログインしたときに一番最初に現れるのは、「デスクトップ」と呼ばれるもの。

しかし、考えてみたら不思議だとは思いませんか?
我々の生活を考えたら、机の上で完結する作業って思いのほか少ないんじゃないでしょうか?

机の上に引き出しがたくさんあって、それらが階層化されている…。
そんなメタファーからデスクトップができたと思います。

ここで思い切ってOSのデスクトップを、より大きな概念に変える提案をしてみます。

・まずはデスクトップではなくて「パーソナルスペース」
仮想空間なんだから、どこまで小さくても、どこまで大きくてもいいじゃないですか?
人によっては机、またある人は家、もしかしたら国家がパーソナルスペースかもしれません!!

・コンピュータのネットワークの表現方法
ネットワークに繋がる互いのパーソナルスペースの間に「ゲート」を設けて、そこで認証してしまうのはどうでしょう?
隣のコンピュータは隣のパーソナルスペース、そしてもしかしたら他のパーソナルスペースを仲介する/しないなどもOSで制御すればいいのかもしれません。

・2Dの俯瞰した視点でのデータ管理
GoogleEarthのように、パーソナルスペースを鳥のように移動してデータを探せたらどうでしょう?
ファイル名やフォルダ名を検索するために、今は「名前」が必要です。
でも、「確かあの場所に仕舞ったのに」という地理情報での検索手法も加えたら、より探しやすくなるかもしれませんよ。



ここで羅列してみましたが、これでOSのインターフェースに必要な情報が定義できそうです。
・データの管理、検索手法の提供
・アプリケーションの実行環境(ハードウェアを意識させない)
・ネットワーク機能(難しいレイヤーのことを意識させない)

どうでしょう?
一緒に作りますか?

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