はっきり言って面倒です。
よく考えたら、普通のLinuxなりBSDが動く訳ですから、シリアル接続してminicomで繋げばモニター不要じゃない?
という訳でやってみました。
※もっと面倒だって思うでしょうが、そんな大人の意見はあえて聞きません。
必要なモノはこちら。
1.ラズパイ2台(今回はみんな大好きRaspbianを使用)
2.ジャンパーコード(メス-メス)を3本
参考までに、秋月さんのページ。
ジャンパーコードで、以下のようにラズパイ2台をつなぐのです。
PIN#6(Ground) - PIN#6(Ground)
PIN#8(TX) - PIN#10(RX)
PIN#10(RX) - PIN#8(TX)
ピン番号はこちらを参考にどうぞ。
なお、シリアルコンソールは「/dev/ttyAMA0」になります。
次は、OSをインストールしたという前提で、シリアルコンソール出力を見たいラズパイにminicomをインストールします。
# apt-get update
# apt-get install minicom
「/boot/cmdline.txt」を編集します。「console=ttyAMA0,115200」を消して保存します。
# vi /boot/cmdline.txt
dwc_otg.lpm_enable=0 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 elevator=deadline rootwait
「/etc/inittab」の最後の行をコメントアウトします。
# vi /etc/inittab
#T0:23:respawn:/sbin/getty -L ttyAMA0 115200 vt100
終わったら一旦再起動します。
再起動後、minicomで接続すると、シリアルコンソールから見ることができます。
# minicom -b 115200 -o -D /dev/ttyAMA0
終了したい場合は、「CTRL-a」を押して「q」で、プロンプトに「YES」と答えます。
お試しあれ。
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